ローソンは料理レシピサイトのクックパッドと連携し、同社のネットスーパーで注文した生鮮食品をコンビニエンスストアの店頭で受け取れるサービスを23日に開始する。「クックパッドマート」の宅配ボックスをローソンの店舗に導入する。都内の一部店舗から始め、対象地域を順次拡大する。仕事で忙しい単身、共働き世帯や夜間に働く人などの需要を狙う。
ローソンが都内店舗で設置を始めたクックパッドの宅配ボックス(右)。生鮮食品の受け取りができる
クックパッドの宅配ボックスをコンビニで導入するのは初めて。第1弾として「ローソン世田谷桜新町二丁目」（東京・世田谷）や「ローソン 久が原一丁目」（東京・大田）など都内3店舗に設置した。18日に注文の受け付けを開始。23日から商品の受け取りができるようにする。
「クックパッドマート」は野菜、精肉、魚など2000点以上の商品を取り扱うネットスーパー。消費者は専用のスマートフォンアプリで野菜などの生鮮食品を注文し、出荷当日に宅配ボックスで受け取ることができる。料金は登録したクレジットカードで支払う仕組みで、送料は無料。
今後、東京都や神奈川、千葉、埼玉各県の「ローソン」「ナチュラルローソン」で対応店舗を増やす。同サービスのアプリでローソンの一部商品も秋ごろから扱う予定という。
クックパッドの宅配ボックスは冷蔵機能付きで、セ氏4度程度を保つ。これまでは東京、神奈川のドラッグストアやコインランドリー、駅構内など100カ所以上で導入してきた。コンビニは営業時間が長く、多様な生活スタイルに対応できることからローソンとの連携で新規顧客の拡大を見込む。
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June 18, 2020 at 09:26PM
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ローソン、クックパッドと連携 生鮮食品、店舗受け取り - 日本経済新聞
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