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65歳で受け取ることのできる年金額について、一度決定したら、ずっと変わらないと思われている方が多く見受けられます。 実は、年金額は毎年改定され、その年度によって受け取る額が変わります。 複雑なしくみ、たびたびの改正で公的年金制度に対する若い世代の不安は高まっています。 将来の資金計画を考えるうえで、知っておきたい年金制度、年金額決定のしくみについてお伝えします。
年金制度はなぜ複雑なの?
日本の年金制度は賦課方式を採用している 現役世代が支払う年金保険料は、年金財源となり、現在の年金受給者が年金として受け取ります。 現在の現役世代が年金受給世代になったときには、現在の子どもたちが現役世代として保険料を支払い、それを年金財源とします。 こうした世代間扶養のしくみは、物価上昇に対応できるメリットがある一方で、少子高齢化と今後の人口減少が予測される日本では、年金の財源確保が厳しい状態にあります。 そのための調整と予測の妥当性を確認するために、年金額の改定、ルールの改正が繰り返されています。 財源を確保する現役世代の負担を考慮する 現役世代にとって、厳しい経済状況のなか、増えない給与にもかかわらず、差し引かれる年金保険料は増加し、負担が重くなっています。 負担能力に応じた給付とするために、賃金の変動を考慮しつつ、年金世代への年金額も考慮しています。 年金受給者の生活を確保するために物価の変動を考慮する モノの値段(物価)は、変動します。 年金で生活する年金受給者にとって、物価の変動により5年前だったら買えたのに、今は買えない…では困ります。 例えば、図表1の通り、冷蔵庫の販売価格は、5年前と比較すると、結果として2万円超値上がりしています。 年金受給者にとって、生活に影響を与えないように、物価変動に配慮した年金額の改定が行われています。 【図表1】
出典:総務省統計局「小売物価統計調査」(2020年1月24日発表資料)(※1) 年金額の改定にあたっては、毎年1月に総務省から発表される前年平均の全国消費者物価指数を採用しています。
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July 20, 2020 at 04:31PM
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